【体外受精】オーストラリアで不妊治療/採卵当日【IVF】

不妊治療
カスミ
カスミ

Hiya~~
ブルーベリー大好き
西オーストラリア州在住のカスミです

  • 採卵前日の準備
  • 採卵当日の流れ
  • 採卵した日の体調

  


不妊治療を決断してから治療が始まるまでの流れをまとめた記事と治療が始まって採卵までの流れの記事をまだ読んでない方はこちらからどうぞ。

採卵当日に関する疑問

困ったカスミ
困ったカスミ

どのような流れで進められるの?

悩むカスミ
悩むカスミ

採卵って痛くないの?

不安なカスミ
不安なカスミ

手術後の体調はどうだった?

これらの疑問に沿ってお伝えします。

それではー、どうぞっ!

本記事では、医療に関する内容が多く含まれます。
これらの内容は、あくまでも筆者の体験談であり、誰にでも当てはまるとは限りません。必ず専門医の指示に従ってください。

月経が始まってから
16日後に採卵をしました

前日までの準備

  • 14日目にお腹に注射を3本打つ
  • 14日目から8日間、タブレット錠を摂取
  • 前日の夜の0時から絶食

絶食は、水を飲むこともダメと言われました。

calm black woman crossed arms as restriction sign in light room
Photo by Monstera Production on Pexels.com

当日の流れ

  • 朝7:30に病院集合
  • 受付を済ませる
  • 口頭でアレルギー等の確認
  • 手術着に着替えて待機
  • 手術室へ移動
  • 採卵
  • 手術後にドクターから報告を受ける
  • クリニックでナースから今後の説明
  • 薬局で必要なものを買い足す
  • 帰宅

病院集合

クリニックの1階にある、Day Surgery という日帰りで手術をする病院で採卵が行われました。

実際に手術が始まったのは9:30で2時間前に集合させられました。

2時間ほぼ待ち時間でした。

受付を済ませる

フォームの記入と、費用の支払いをします。

口頭でアレルギー等の確認

アレルギーはあるか、普段飲んでいる薬はあるか等基本的なことを口頭で聞かれます。
ここで、痛み止め(パナドール)を飲むよう渡されます。

手術着に着替えて待機

裸に手術着の状態でとても寒かったので毛布にくるまっていました。
自分の番を待っている間に、ナース、担当医、麻酔科医がかわるがわるやってきてそれぞれ少しずつ話をします。

crop unrecognizable male doctor with stethoscope
Photo by Karola G on Pexels.com

手術室へ移動

とても緊張しました。

廊下にあった腰の高さより高いストレッチャーに荷物を置くよう指示されましたが、私がそこに寝ると勘違いして一生懸命登ろうとしました。

ドラマでしか見たことない手術室にドキドキでした。

採卵

手術台に乗ったら名前の確認をされ、左腕に麻酔が打たれました。

働いてるカフェのマネージャーがつい先日膝の手術をしたときに麻酔があまり効かなかったという話をこのとき思い出して、とても怖くなりました。だから、ガス状の麻酔を必死に吸いまくりました。

だんだん意識がなくなっていく感じは一切ありませんでした。気がついたら別の部屋にいて、横に立っているナースから

ナース
ナース

All done!!

と言われて、一瞬意味が分からなかったです。

時計を確認したら10時を差していました。

私自身には全く記憶がない
一瞬の出来事でした

surgeons performing an operation
Photo by Anna Shvets on Pexels.com

手術後の状態

  • 下腹部にわずかな違和感
  • 怠さと眠気

ナースから一緒に歩こうと言われトイレへ行き、用を足すよう促されました。

その後ナースが夫を呼びに行きました。

夫が来てからも、話す気力は無いから目つむったりボーとしてました。
ペラペラの手術着に厚手のシーツだけかけてあって寒かったです。

手術後にドクターからの報告

ボーッとしているとドクターが登場

ドクター
ドクター

何個取れたと思う?

カスミ
カスミ

んー、100?

疲労困憊だと思いましたが、冗談言う体力はありました。

結果は、18個取れたそうです。

ベッドの横には水とサンドウィッチがありました。
サンドウィッチの気分じゃなかったので持参したバナナを2/3だけ食べました。一本丸ごと食べ切る体力すらありませんでした

ゼリー等食べやすいものを
持っていくことお勧めします

クリニックでナースから今後の説明

11時前にエレベーターでクリニックにあがってナースから今後の説明を聞きました。

私の普段のホルモン値が高すぎるし、たくさん採卵して、体に負荷がかかりすぎてるから、一旦冷凍させて、次かその次の生理が来たら胚を戻そう

と言われました。

てっきり数日後にすぐ胚移植をするものだと思ってたので拍子抜けしました

クリニックの入り口

帰宅

  • 必ず誰かに迎えに来てもらう
  • 手術後24時間は必ず誰かと過ごす

タクシーやUberで帰ることは
認められておりません。

また、24時間は誰かと一緒にいるように言われていましたが、特に体調に問題がなさそうだったので、翌朝5時過ぎには夫は出勤して一人になりました。

注射等必要な薬物を追加購入して帰宅。

最初は喋ることも億劫になるくらい疲れていましたが、12時前頃に少しずつ喋れるくらい元気になってきました。

道中、車の中では、たまに喋りながら常に半目の状態でボーッとしていました。

2時間半かかって家に着いた後は、特にだるいとか痛いとかはありませんでした。

翌日は仕事を休むことを勧められましたが、事前に言われていなかったので休みを取っておらず、いつも通り働きましたが、特に体の不調はありませんでした。

まとめ

以上が、オーストラリアで体外受精をするにあたり、採卵当日の流れです。

  • 採卵2日前に注射を打つ
  • 採卵前日0時から絶食
  • 当日は送迎が必須
  • 手術後は大きな疲労感
  • 手術後24時間は付き添い人が必須
  • 翌日から問題なく働ける
  • 不安な人は翌日休みをとっておく

体外受精をする一連の流れで、採卵が1番の大きな ”出来事” でした。

体外受精は常に不安や恐怖、ストレスがつきまといます。これは実際に体験した人にしか分からないものです。
私は日頃からポジティブ思考を心掛けていますが体外受精をしているときは無理でした。

ストレスが溜まるのは当たり前です。

いつも頑張っている自分を労り、
時には存分に甘やかしてあげてください。

次回は、採卵後から胚移植までの流れと、採卵後の体調の変化についての記事を書きます。

最後までお付き合いいただきありがとうございます。

他にも、海外生活、ワーホリ、海外移住など多岐にわたるテーマで、10年以上にわたるオーストラリアでの生活や経験をもとに充実した内容の記事を多数書いています。
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筆者 カスミのことに興味をもった方はプロフィールを覗いてみてはいかがでしょうか。

それでは、bye~~

この記事を書いた人
カスミ

西オーストラリア州のド田舎で暮らしています。ワーホリビザで始まり、学生ビザを経て、人生のどん底『永住権申請却下』を経験していますが、その後無事に永住権(S187)を取得しました。
オーストラリアで出会った日本人の夫と素敵なオーストラリア人達に囲まれて、のんびりのびのびした毎日を過ごしています。
夢は、広い庭がある家を買って果樹園を作ることと、英語圏の国に旅をして現地民に『Do you live in Australia? 』と聞かれるくらいオーストラリア英語を使いこなすことです。
オーストラリアでの生活も10年になるので、今までの経験や知識が少しでも誰かの為に役立ってくれればと思いブログを書いています。
どうぞよろしくお願いします。

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