【ラウンド/ロードトリップ】自然あふれる西オーストラリアで充実キャンプ

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カスミ
カスミ

Hiya~~
高価なギアは少しずつ買い足す
西オーストラリア州在住のカスミです

  • キャンプ場の利用方法
  • 公共/各サイト内の設備
  • 週末キャンプの楽しみ方

日本でも少し前にキャンプブームがきて多くの人がキャンプを始めてみたことでしょう。
一時帰国をする度に、おしゃれで便利なキャンプギアがたくさん売られており、それらを見てまわるだけで本当に楽しいです。

オーストラリアは本当に広大で
各地で全く異なる美しい自然
出会うことができます。

キャンプをしながらラウンド/ロードトリップを今後予定している人たちは、オーストラリアのキャンプ場がどのようなものか絶対に知っておく必要があるのでこの記事を読んでイメージを膨らませてみてください。

それではー、どうぞっ!

筆者は西オーストラリア州でのみキャンプ経験があります。本記事では、西オーストラリア州でキャンプをすることを想定した人向けに書かれています。他州との違いはご了承ください。

キャンプ場の予約方法

基本的にキャンプサイトは予約が必要と思っておいてください。

予約が必要のサイン

稀に予約を受け付けないキャンプ場もあるので、ウェブサイトで確認しましょう。

Bookings cannot be made.

という表記があれば、予約することができないので、当日は早い者勝ちになります。

州政府が管理するキャンプ場の予約や、各キャンプ場の詳細は以下のウェブサイトから確認することが出来ます。

Explore Parks WA

州政府が管理するキャンプ場は基本的に、レセプション等はなく、当日は、チェックイン/アウトのやりとりはありません。
予約の段階で料金を支払い、当日使う車のナンバープレートを登録します。

キャンプ場の公共設備

州政府が運営するキャンプ場で、殆どの場所にあるものは以下の通りです。

  • 区画分けされたサイト
  • バーベキュー台
  • トイレ
  • ゴミ捨て場
  • 地下水(飲めない)

一部のキャンプ場では、更に

  • シャワー
  • 排泄物処理場
  • 飲み水
  • お皿等を洗う用のシンク

といったものが完備されていることもありますが、全体でみて稀です

各キャンプ場によって設備が異なるので、ウェブサイトから事前に確認しておきましょう。

トイレ

水洗ではなく、大きく掘られた穴の上に便座が取り付けられています。バクテリアによりコントロールされており、かなりの繁忙期でない限り、思ってるほど悪臭はしません

キャンプ場のトイレ

バーベキュー台とピクニックテーブル

町の公園にもたくさん設置されていますね
左端に地下水の蛇口も映っています

バーベキュー台

バーベキュー台の衛生面が気になる人はアルミホイルを敷いて使うことをお勧めします

衛生対策

大手企業や個人が経営するキャンプ場では、上記の9つの設備は基本的には全て備わっている場合がほとんどですが、州政府運営のキャンプ場に比べれば少し割高です。

区画分けされたサイト

無料のキャンプ場は空いているスペースに自由にテントを張りますが、有料のキャンプ場はきちんと区画分けされています。
予約の時点で好みのサイト番号を選びます。

キャンプ場の地図
西オーストラリア政府のウェブサイトより

それぞれのサイトには、ピクニックテーブルが設置されています。

ピクニックテーブル

各サイトで火を熾すことが許可されているキャンプ場では、ファイヤーリングも設置されています。

ファイヤーリング

キャンプファイヤー

西オーストラリアでは、その年の天候によりますが、4月から11月までキャンプファイヤーをすることができます
真夏はとても乾燥していてブッシュファイヤー(山火事)が各地で頻繁に起こるのでキャンプファイヤーは禁止されています。

キャンプファイヤーについての看板

キャンプ場の入り口にこのような看板があり、どの時間帯で火を熾していいのか示されています。
また、火を熾す際の注意点も記載されています。

  • 設置されたリングのなかでのみ使う
  • 火を付けっぱなしで離れない
  • 帰る前に火を消す
  • 火は小さく保つ
  • 野生動物の生息地であるから周辺から燃やす用の木々を集めない
カスミ
カスミ

木は持参しましょう!

ホリデーパーク

BIG4RACといった大手企業が運営するホリデーパークや個人事業者が経営するキャンプ場も多数あります。
そのような場所は、州政府が管理するキャンプ場より割高ではありますが、施設はとても充実しています。

マーガレットリバーにあるRAC Nature parkでキャンプをしたときの記事も興味があれば是非読んでみてください。マーガレットリバーの観光地もあわせて紹介しています。

自己流!週末キャンプの楽しみ方

カスミ
カスミ

ここからは実際に私がどのようにキャンプをしているか紹介します

土曜日
お昼を食べて、荷物を全て車に詰め込み、シャワーを浴びて出発

14時半
キャンプ場に到着

今回は、お気に入りのキャンプ場のひとつ

Wellington National Park
Potters Gorge

車で1時間かかりません

お気に入りのキャンプサイト

毎回、GoProでタイムラプス機能を使い、キャンプの様子を早送りで動画に残しています。

キャンプの様子を撮影

夫はテントの設営と寝床の準備
私はキャンプファイヤーの準備と食材等の運搬

キャンプの基本のスタイル

これが基本のスタイル
火を囲んで座り、2人の間にはテーブル、私の横に薪
私たちのキャンプの中心は、キャンプファイヤーにあるので、ローチェア/ローテーブルを主に使います。

このテーブルは脚の長さが変えられます

15時頃
ひと通りの設営が終了
前回の一時帰国で買った日本のおつまみと共に一杯やります

設営が一段落して一杯する

15時半
このキャンプ場は横にダムがあるので、周辺を少し散歩

ダム

16時
自分たちの城に帰ってきて、宴会開始

キャンプのお供
クラフトコーラ

どんなものか気になってたクラフトコーラ
味は…うーん。。。あ、結構です。

16時半
この日はキャンプファイヤーの時間帯制限がなかったので、着火
このようなキットを使って着火します。
慣れたら全く難しくなく、寧ろ楽しいです

火おこしセット

伸縮自在の棒を使い、ソーセージやマシュマロを焼きながら談笑

マシュマロ
伸縮自在の棒
ソーセージを焼く

この日の夕飯はアヒージョとフライドポテト
だいたいいつも、焼き肉、お鍋、アヒージョあたりが定番です。カレー、たこ焼き、スパゲッティあたりは準レギュラーですね。

キャンプでアヒージョ
カスミ
カスミ

高級オリーブオイルを使ったので、アヒージョはめちゃくちゃ美味しく出来ました

アヒージョの残りでペペロンチーノを作ろうとしてました。しかし、それまでの段取りが少し悪く、作る頃あたりは真っ暗で私たちの灯りに虫がかなり集まってきてました。おかげでオイルの中に小さな虫がたくさん入ってきて食欲がなくなったので、ペペロンチーノは中止になりました。旨みが詰まったオイルソースも廃棄しました…。

何度もキャンプをしていてもなにかしらの小さなミスや忘れ物をすることがよくあり、毎回しっかり反省して次に活かしています。

19時頃
家の近くに新しくできたチョコレート屋さんで買ったホットチョコレートのキット
体が温まります

ホットチョコレートのキット

20時過ぎ
することがなくなってきたので、軽く片付けをして、歯を磨いてテントに入ります。
調理道具や食器類、食べ物は全て車の中に入れます。
ゴミは野生動物に漁られないようにテントの玄関に。
明日の朝食で使う薪も朝露で湿らないようにテントの玄関へ。

テントの中では、トランプをするか、家でダウンロードした動画を見るか、眠かったら少し談笑してすぐ寝ます。

昔はエアーベッドに家で普段使ってる寝具を付けて寝てましたが、今は、コットと寝袋で寝ています。

日曜日
7時頃

起床
いつもいつも野鳥の大合唱で目が覚めます。

カスミ
カスミ

今朝も鳥うるさかったね

夫 トシ
夫 トシ

ほんとに!あいつら…!

毎度おなじみ朝の会話です

7時半
この日はオーストラリアの定番の朝食
パン、ベーコン、スクランブルエッグ、マッシュルーム、トマト、ハッシュブラウン

朝はご飯と味噌汁の和食かこの定番洋食の2択です。

朝ごはん調理中
朝ごはん完成

8時半
カンガルーがキャンプ場内を飛びまわっていました

キャンプ場にカンガルー
カンガルーと睨み合い

カンガルーはたくさん生息しておりキャンプ中にもたまに現れるのでそんなに感動はないですが、
一度だけ、野生のポッサムがキャンプ中に足元まで近づいてきたときはかなり興奮しました。

9時頃
火を眺めながらぼーっとしてます。
のんびり撤収作業を始めます。

朝の風景

9時半頃
撤収
ゴミやペグなどの忘れ物がないか、火が消えているかをきちんと確認して帰ります。
ゴミは併設の大きなゴミ箱に捨てることが出来るのでとても楽です。

10時半
帰宅

テントが朝露で濡れている場合は外に干します
食器や調理器具類を洗って終了!

キャンプギアについて

キャンプを新しく始めようと思っている人は色々とギアを買い揃える必要があります。
最初は、KマートやBIG Wなどの安いものから使うことを強くお勧めします。

何回かキャンプに行って、自分に合ってるな、好きだなと思ったら高いギアに買い替えるといいでしょう。

カスミ
カスミ

私も、テント、イス、テーブル、エアマットレス、全て安い物から始めて、2-4年目頃に高くて質がいいものに買い替えました

キャンプに行ったことない人が最初から高いものを買い揃えたものの殆ど使わずにタンスの肥やしにしている話を聞く度に愚かだなと思います。

まとめ

いかがでしたか。西オーストラリアでラウンドする際に役立つ情報はありましたか。

  • 事前に予約をする
  • キャンプ場毎の設備を確認
  • キャンプファイヤーができる時期は限られている
  • キャンプファイヤーは常設リングの中のみ
  • 快適さを求めるならホリデーパーク
  • 初心者は安いギアを買い揃える
  • キャンプの楽しみ方は無限大

自然豊かな西オーストラリアでキャンプの魅力を存分に堪能してください。

西オーストラリアの絶景がここにある!
最高峰の国立公園、カリジニ国立公園についての記事もあわせてどうぞ。

疑問や質問があれば遠慮なくコメント欄で聞いてください。

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私は、永住権取得を目指す全ての方、オーストラリア生活を存分に満喫したい全ての方、そしてオーストラリアが大好きなそこのあなたを心より応援しています。

筆者 カスミのことに興味をもった方はプロフィールを覗いてみてはいかがでしょうか。

それでは、bye~~

この記事を書いた人
カスミ

西オーストラリア州のド田舎で暮らしています。ワーホリビザで始まり、学生ビザを経て、人生のどん底『永住権申請却下』を経験していますが、その後無事に永住権(S187)を取得しました。
オーストラリアで出会った日本人の夫と素敵なオーストラリア人達に囲まれて、のんびりのびのびした毎日を過ごしています。
夢は、広い庭がある家を買って果樹園を作ることと、英語圏の国に旅をして現地民に『Do you live in Australia? 』と聞かれるくらいオーストラリア英語を使いこなすことです。
オーストラリアでの生活も10年になるので、今までの経験や知識が少しでも誰かの為に役立ってくれればと思いブログを書いています。
どうぞよろしくお願いします。

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