【IVF】オーストラリアで不妊治療/採卵までの流れ

不妊治療
カスミ
カスミ

Hiya~~
バレーボールが超苦手
西オーストラリア州在住のカスミです

  • 治療の内容
  • 治療の精神的な大変さ
  • 不妊治療で必要不可欠なこと

不妊治療を決断してから治療が始まるまでの流れを読んでない方はこちらからどうぞ。

今回は、実際に治療が始まって採卵するまでの流れそのときの心境についてまとめました。

不妊治療は、正直あまり思い出したくない辛くて大変な日々です。
私の経験が少しでも誰かの役に立てばという思いで公開に至りました。

それでは、どうぞ。

本記事では、医療に関する内容が多く含まれます。
これらの内容は、あくまでも筆者の体験談であり、誰にでも当てはまるとは限りません。必ず専門医の指示に従ってください。

治療の流れ

治療は、月経が来たらその翌日から始まります
月経が始まった日を1日目としていつどのようなことをしたのかは以下のとおりです。

採卵は、16日目にありました。

採卵までの流れ

血液検査

朝9時までに行かなければいけません。

職場から車で5分程の場所でできたので、毎回8時に仕事を抜けて行っていました。
ありがたいことに、職場のボス、マネージャー共に不妊治療に関してとても協力的だったので仕事を抜けることが出来ました。

Ultrasound / 超音波検査

所要時間は30分程

膣内に器具を入れて卵子の成長具合を確認します。
30分の検査の為だけにパースにあるクリニック(片道2時間半)へ行くのは大変だったので、予約が取れたときは家の近くのRadiology/放射線科(片道30分)へ行きました。

検査を受けたその日中に検査結果をクリニックに送ってもらう必要があり、それが出来るRadiology を見つけられないとクリニックまで行かないといけませんでした。

痛さはほぼないですが、不快感は少しだけあります。担当してくれた人によっては器具をゴリゴリ入れる人もいたので、そういう時はちょっと痛かったです。

オアシスの入り口

Puregon (注射)

へその横のお腹をつまみ注射を打ちます。

初めて打った日はめちゃくちゃ怖かったです。
体外受精をやった友人夫婦は、奥さん自身が打つのが怖くて旦那さんに打ってもらったと言っていました。
しかし私の夫は血や注射関連が苦手なので、私がやるしかないと覚悟を決めました。

意外とスンッと針が入り、なにも難しくなかったです。特に痛みもなく、2回目からは平常心で気持ちに余裕がありました。

注射

Orgalutran (注射)

Puregon を打ち慣れてるから楽勝だと思ってたら、針が入っていかなくて焦りました。

Puregon 注射より少し針が太いです。

もし2回連続で失敗したら次が怖くなるから、絶対刺してやるという強い気持ち覚悟を決めて打ちました。

打った後はドッと疲れ、一気に気持ちが不安定になり、寝室にこもったら涙が溢れてきました

不安なのか恐怖なのか言葉では言い表せない、よく分からない感情でいっぱいになりました。

それから毎晩、注射が痛くて辛くて打ち終わったら寝室にこもって泣いていました。

常温保存の注射

Ovidrel / Trigger (注射)

採卵2日前の夜8時に打つよう指示がありました。

Orgalutran 注射と同じか少し太い針でした。

この日は、3種類全ての注射を打ち、痛くて辛かったですが、注射はこれが最後だったので頑張れました。

トリガー

タブレット

採卵の2日前から、夕飯時に小さいタブレット錠を8日間続けて飲みました。

不妊治療を進めていくうえで不可欠なこと

血液検査や超音波検査、採卵は、そのときの体の状態によっていつやるか決まるのでいつも突然知らされます。会社や上司の理解や協力がないと仕事をしながら不妊治療を進めるのは難しいだろうなと痛感しました。

また、毎晩の注射は本当に痛く辛かったです。
私は打った後は1人になりたいって思ってましたが、人によってはパートナーに寄り添ってほしい人もいると思います。そういう点でも、不妊治療始めるなら、パートナーの理解と協力が絶対に必要不可欠です。

使用済みの針

まとめ

治療が始まってから採卵に至るまでの流れをお話ししましたが、いかがでしたか。

  • 2,7,9,11日目に血液検査
  • 血液検査は朝9時まで
  • 9,11日目に超音波検査
  • 2-14日目に Puregon注射
  • 7-14日目に Orgaltran注射
  • 14日目に Trigger注射
  • 14日目から8日間タブレット摂取
  • 16日目に採卵
  • パートナーと会社の協力が必要不可欠
カスミ
カスミ

不妊治療は先が見えない暗闇を彷徨っているようなもので、孤独で辛い日々です。
ストレスを溜めないようにするなんて無理です。いつも頑張っている自分をねぎらい、大切にしてあげてください。

次回は、採卵当日についての記事を書きますので、少々お待ちください。

最後までお付き合いいただきありがとうございます。

他にも、海外生活、ワーホリ、海外移住など多岐にわたるテーマで、10年以上にわたるオーストラリアでの生活や経験をもとに充実した内容の記事を多数書いています。
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それでは、bye~~

この記事を書いた人
カスミ

西オーストラリア州のド田舎で暮らしています。ワーホリビザで始まり、学生ビザを経て、人生のどん底『永住権申請却下』を経験していますが、その後無事に永住権(S187)を取得しました。
オーストラリアで出会った日本人の夫と素敵なオーストラリア人達に囲まれて、のんびりのびのびした毎日を過ごしています。
夢は、広い庭がある家を買って果樹園を作ることと、英語圏の国に旅をして現地民に『Do you live in Australia? 』と聞かれるくらいオーストラリア英語を使いこなすことです。
オーストラリアでの生活も10年になるので、今までの経験や知識が少しでも誰かの為に役立ってくれればと思いブログを書いています。
どうぞよろしくお願いします。

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