
Hiya~~
西オーストラリア州在住
ビザのストレスから解放されたカスミです
- 永住権に興味がある人
- 永住権取得を目指している人
- オーストラリアにもっといたい人
近年、20代 – 30代といった若い世代を中心に海外への移住志向が高まっているように感じます。

低賃金労働で会社に搾取されることにうんざり

海外での自由気ままな生活に憧れる
海外移住する人の理由は様々です。
これから移住を考えている人に向けて、少しでも参考になればと思い、私がオーストラリアで永住権を取得した方法、ビザが許可されるまでに支払ったお金と費やした時間の詳細を全て公開します。
それではー、どうぞっ!
永住権を取得した方法
まず最初に、私が取得した永住権は、
subclass 187
Regional Sponsored Migration Scheme
(通称 RSMS)

残念ながら、現在はRSMSビザの新規受け付けはしておりません。
subclass とはぞれぞれのビザについた識別番号のようなものです。因みに、ワーキングホリデービザは417です。
永住権までの道のり
詳しい過程は以下の通りです。
州立専門学校 TAFE の
Horticulture(園芸)コースで
2年間勉強し、Diploma を取得
学校に通いながら、スポンサーとなってくれるファームを見つけて、そこで働きつつ、学校を卒業と同時に永住権申請。この時点でスポンサーの下では約15ヶ月働いていました。
申請から約9ヶ月後に
永住権の申請が却下される
その後すぐに
『appeal(異議申し立て)』
をする
アピールの申請から約37ヶ月後
アピールが通る
内務省から追加書類提出の通達
内容は、健康診断と、アピール中に
期限切れになった無犯罪証明書の再提出
まず健康診断を受け、その後、
日本から届いた
無犯罪証明書を提出したその日に
永住権の審査が通り、永住権を取得
永住権の申請が却下されたときは、本当に目の前が真っ暗になり何も考えられなくなりました。
しばらくは仕事中もずっとうわの空で、身が入らなかったです。
人生のどん底でした。
Appeal (異議申し立て)について
アピールの結果が出るまでの37ヶ月は、本当に長くてしんどかったです。久しぶりに会う家族や友人に
永住権の申請どうなの?進んでる?
と聞かれるのが本当にストレスでした。
幸せなことに、雇用主とは、とてもいい関係が築けていたので、仕事上のストレスは無いに等しかったです。
永住権の申請が却下されたことの詳細はこちらの記事にまとめてあります。
永住権取得に費やした時間
TAFEで勉強してDiploma を修了することも、永住権申請条件のひとつなので、TAFEに入学した日から数えて
永住権取得までは
6年5ヶ月かかりました
永住権取得にかかった費用
私が、永住権を取得する為に支払ったものを全て公開すると
合計で 41,445ドル(約402万円)です 1ドル97円換算
金額だけで見ると、かなり高額ですね。
改めて全ての費用をこうして書き出してみると、

永住権を取るためにこんなに支払ったんだ……
と、正直、とても驚いています。
夫もこれと同じ位のお金を使って永住権取得に向け動いていたので、夫婦で約一千万円程オーストラリア政府に支払いました。
それなら家計は火の車でしょう?
現在は全くそんなことありません。が、
学生の時は、法律で働ける時間数が決まっているので、日本での貯金やワーホリのときに貯めたお金を使って生活していました。
授業料(Tuition fee)や保険料(OSHC)は
一度に大きな支払額が襲ってくるので
ある程度の貯金をしておくのは絶対です!
2023年7月以降、学生ビザでは、
2週間で48時間までしか働けません
(ただしスクールホリデー中を除く)
参照 The rights of international students at work – Department of Education, Australian Government
まとめ
いかがでしたか。私がオーストラリアで永住権を取得した際のあれこれをご紹介しました。
- 2年間TAFEで勉強
- スポンサーのもとで働く
- 永住権申請
- 永住権申請却下
- アピール成功
- 永住権取得
かかった期間は、6年5ヶ月
かかった総費用は、41,445ドル(約402万円)
注意喚起
永住権に限らず、あらゆるビザの条件が、定期的に変わります。
ビザに関することは、必ず、専門知識を持った移民弁護士や移民書士の方に聞きましょう。そもそもオーストラリアにおいて、資格を持っていない人間が他人のビザに関してアドバイスや手助けをすることは違法です。
参照 内務省ウェブサイト Newsletter (mara.gov.au)
永住権を目指そうと考えている人は、なるべく早めに移民弁護士や移民書士の方に相談することをお勧めします。彼らの確かな知識と経験はあなたを正しい道へと導いてくれるでしょう。SNSでどこの誰かわからない人に聞くのはやめましょう。
最後までお付き合いありがとうございます。
州立専門学校 TAFE に関する記事もあわせてどうぞ。
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