Hiya~~
西オーストラリア州在住、仕事は頑張りすぎないカスミです。
- 様々なオーストラリア人の働き方
- 日本との働き方の違い
- オーストラリア人と一緒に働くコツ
質問です。
オーストラリア人ってどんなかんじで働いてるイメージでしょうか??
今回は、日本とオーストラリアの働き方の違いに焦点を当て、
私が今まで見てきた数々のオーストラリア人の働き方や、私がオーストラリアでどのように働いているのかについてお話します。
それではー、どうぞっ!
これまで出会ってきたオーストラリア人をご紹介
海沿いの人気レストランにて
60代のオーナー(男性)は、週末のブレックファーストの営業中は、なにかもぐもぐ食べながらオーダーを取っているのをよく見てました。
日本では考えられない光景で、最初の頃は本当に衝撃でした。
そのオーナーがキッチンから、ブレックファーストの営業が終わった後に余ったパンやスクランブルエッグ、ハッシュポテトをいくつか取ってきて作業台に置き、他のスタッフもそれをつまみながら働いていました。
ランチ営業が特に忙しかった日は、そのオーナーが缶ジュースをスタッフに配ってくれていました。
ランチ営業後の片付けや、ディナーに向けての準備を缶ジュース飲みながらというのも普通にやっていました。因みにこの時間帯もお店は営業しています。そして、この缶ジュース、売り物として店の冷蔵庫に並んでいるものです。
このオーナーは、指示だけして自分は動かなかったり横柄な態度をとるような人では全くなく、率先してめちゃくちゃ働く人で、更に、私の働きぶりをちゃんと言葉で褒めてくれる人で、私は彼をとても尊敬していました。
ここは、地元民からも観光客からも人気のレストランで夏やスクールホリデー中はいつも忙しかったので、若いオーストラリア人のスタッフも含めて皆がきびきび働いていました。
動きが遅く怠けがちなスタッフは数ヶ月でクビになってました。
半年に一度くらいスタッフパーティーがあり、営業終了後にみんなで客席に座り、アルコール類も含めお店にある飲み物を好きなだけ飲んでよかったです。
フィッシュ&チップスにて
ニュージーランド人の経営者
ここは、移住してきたニュージーランド人夫婦が経営していました。
オーナー夫婦共に営業終了後の片付けや掃除などはほぼやらずに、テレビを見たり編み物をしたりととても自由に過ごしていました。
お客さんが途切れたときはすぐ裏に入り、なにかをつまみながらテレビを見ていたのが印象に残っています。
20代のワーカー
他に、このオーナーの姪(10代)と、オーストラリア人の男の子(20代)と一緒に働いていましたが、
男の子は、動きに無駄がなくめちゃくちゃ早かったです。いつも、凄いスピードで動いていました。
フィッシュ&チップスはとにかく早く提供しないといけないので、オーナー夫婦からのプレッシャーはかなり大きかったです。
忙しくなることが予測される日の営業前は、男の子と
今日はプレッシャー凄そうだけど頑張ろうね
とよく話をしていました。
田舎のカフェにて
いままでの人生で働いた数々の場所の中で間違いなく、一番暇な職場です。
ほんとみんな自由で、常に誰かしらが喋っています。
14歳から20代前半の男女と私と女性マネージャー(50代)の構成で、若い子が多いので、職場全体はとても明るいです。
オーストラリアの有名な食べ物『Golden syrup Dumplings』を誰も食べたことがないと知り、マネージャーが突然それを作り始めて、営業中にも関わらず皆が仕事の手を止めてそれを食べるということもありました。
ここの若い子たちは、しょっちゅう手を止めてべらべら喋っていたり、なにをするにも作業が遅かったり、こちらが指示をしないと自分で考えて行動出来なかったり、隙さえあればべらべら喋っていたりで、こういうオーストラリア人の働き方に慣れていないと一緒に働くのはかなりストレスが溜まります。
こういう場合の対処法はただ一つです。
た ま に 一緒にのんびりべらべら喋りながら働く
この ≪た ま に≫ にはちゃんとした理由があります。
理由① 常にこのスタイルで働いているとマネージャーやオーナーからの信頼を落としかねません。給料アップの交渉をしたいとき、シフトを増やしてもらうようお願いをしたいとき、その要求が通りにくくなるかもしれません。
理由② だがしかし、かと言って常に全力で自分だけ働いているのは不公平極まりないです。いつもしっかり働いていると、たまにお喋りしながらのんびり働いていても怒られることはなかなかないと思います。
実際に、暇な時に若い子達と一緒にだらだら喋っていると、若い子達だけがマネージャーに注意され仕事を頼まれるという状況がよくあります。
理由③ このだらだら働くスタイルに慣れてしまうと、次に働く場所が忙しいところだと自分自身が大変な思いをする危険性があります。
ぬるま湯にどっぷり浸かり過ぎないように自分をコントロールしましょう
何事もバランスが大切ですね。
ファームにて
経営者
ファームの経営者は自分のビジネスをやっているだけあってかなり働いているなと感じます。そのかわり、仕事のオンオフはしっかりあります。
忙しい時期は、私が出勤する前からもう始めていて、退勤するときもまだまだばりばり働いているのを見るのは、よくあることでした。
そのかわり、週末はボートで釣りに出かけたり、1週間のホリデーを数ヶ月ごとという高頻度で取って家族との時間を大切にしたりしています。
収穫して冷蔵室で保存していた果物をパッキングをする仕事もあり、パッキングの後に、
お疲れ様!よく頑張ったね!Good on ya! Well done!
と言われ、缶ビールをもらったこともあります。
オーストラリアでは、屋外の公共の場で飲酒することは法律で禁止されているので、こういう場合は必ず家に持ち帰って飲みましょう。
そのシーズンのピッキング終わりには、オーナーがワーカーのためにバーベキューを振る舞ってくれるなんてこともよくありました。
オーストラリアで言う、【バーベキュー】とは、パンにソーセージを挟んで食べるものです。
ソーセージだけでなくステーキが出てきたこともありました!!
20代のワーカー
ファームではワーホリの子たちとも働いていましたが、1人だけ地元民のオーストラリア人の男の子がいました。
彼は、仕事始まるギリギリかちょっと遅れてくるのは当たり前でした。体格が良かったので力仕事では、そのパワーを存分に発揮していましたが、力仕事以外の作業は基本的にスローペースです。ファームなので広大な敷地で歩いて移動することもしばしばで、移動もいつもゆっくりマイペースに歩いていました。
日本人感覚だと、お昼休憩が終わる数分前から仕事の準備を始めて休憩が終わると同時に仕事に取り掛かれるようにするのが当たり前ですが、彼は、休憩時間が終わるかちょっと過ぎてからやっと仕事の準備を始め、仕事に戻ります。
因みに、これをオーナーが注意したり咎めたりしたのは見たことがありません。
私の働き方とボスからの評価
いつでもどの職場でも日本人基準で働いていたので、ボスやマネージャー、スーパーバイザーからの評価はとても良かったです。
これは、私が特別仕事ができるからではありません。
日本で、アルバイトでもいいのである程度働いた経験があり、オーストラリアでも同じように働ける人は誰でも評価は良くなります。
働き者だね
と、めちゃくちゃ褒められます。自己肯定感が爆上がりします。
私は、オーストラリア人の中に混ざって、唯一の外国人や、唯一の日本人、という状況で長い期間働いています。そこで思うのは、、、
正直、もうアジア人や日本人と働きたくない
これは、なぜかと言うと、
日本人を含めたアジア人は皆、働き者だからです!
のんびり働くオーストラリア人と一緒に働いていると、普通のスピードで働いていても私が働き者だと際立って見え、オーナーからの評価が上がり褒めてもらえます。
しかし、日常的に日本人を含むアジア人をたくさん雇っている人は、アジア人が働き者なのはよく知っていて、求めてくるレベルも高いので、私の働きぶりでは特別褒めてはもらえないでしょう。
このような点から、オーストラリアでは、アジア人があまり働いてない郊外もしくは、田舎でのんびり働くことをお勧めします。まじでめちゃくちゃ褒めてもらえます。
最後に
限られた業種の中でのお話でしたが、以上が私が経験したリアルなオーストラリア人の働き方です。
オーストラリア人は、まじめに働かない怠け者ばかりだ。
と言う人もいますが、私は、怠け者も働き者も両方知っているので、一概にそうとは決めつけられないです。
日本ではいつも早足でせかせか働いて常に疲労感MAXだったので、のんびりオーストラリアで働く生活は本当に幸せです。
現役バリスタとして働く私が、バリスタの仕事をゲットする方法を紹介しています。
最後までお付き合いいただきありがとうございます。
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それでは、bye~~
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