Hiya~~
のびのびと生活をしています
西オーストラリア州在住のカスミです。
- ストレスフルな生活を送っている人
- 海外生活に興味がある人
- なにか変えたいと思っている人
突然ですが。
最近、よく話題になってますよね、
海 外 移 住
興味、関心はあるけど、よく分からない
海外に住むことが本当に自分に合ってるのか不安
こんな方たちに、在豪10年かつ永住権保持者の私が、どんな人がオーストラリア移住に向いているのかチェック項目をご用意したので、いくつ当てはまるか気楽に数えてみてください。
それではー、どうぞっ!
チェック項目
みなさんいかがですか?
5つ以上当てはまる方は、今すぐオーストラリア移住を検討することをお勧めします。
それでは、項目を一つずつ振り返ってみましょう。
仕事内容に見合ったお給料をもらえていない
みなさんお給料の交渉したことありますか?
日本では、あまり馴染みがないかもしれません。
お金の話をすると、卑しい人と見なされる風潮もあると思います。
しかし、オーストラリアでは、給料の交渉は、わりと普通のことのように思います。私も勿論しています。
意見を言わないと意見がないとみなされ、給料交渉しないと今の給料に満足していると思われます。
私が給料の交渉したとき、まず初めに直属の上司に話をしましたが、嫌な顔は全くされずに話をしっかり聞いてくれました。
その上司が1時間後には会社の社長に話をしてくれて、その日のうちに社長と二者面談をし、時給が上がりました。
2024年5月時点でのオーストラリアの最低賃金は、正社員で22.61ドル(約2,125円*)で、アルバイトで28.26ドル(約2,656円*)です。これは、あくまでも最低賃金であって、技術や経験がある人は、当たり前のようにこれ以上貰えます。
*1ドル94円換算
業種・職種によって、最低賃金は異なります。
例えば、ワーホリの子たちがよく就く、果物のピッキングは、Horticulture award が適用され、最低賃金(*2)は、22.61ドルですが、一方で、介護士の仕事だと、Aged Care award が適用され、最低賃金(*3)は、23.97ドルであり、業種によって最低賃金が異なることがよく分かります。
(2023年10月現在)
*2 Horticultural award – level 1
*3 Aged Care award, general – level 1
参照 https://calculate.fairwork.gov.au/findyouraward
仕事のストレスが絶えない
私はカフェでヘッドバリスタとして、日本人の夫は外仕事でチームリーダー(スーパーバイザー)として働いていますが、上記のことは一つも当てはまりません。
能力に合った納得のいく給料を頂いていて、いつも仕事ぶりを褒めてもらえます。
日本人基準でフツーに働くだけでオーストラリアではめちゃくちゃ褒められます。
以前、私の上司がいきなり、オーストラリアの有名な食べ物『Golden syrup dumplings 』を誰も食べたことがないと分かった途端作り始めて、仕事中にも関わらず手を止めて皆で食べ始めたこともあります。とても自由な職場です。
これめちゃくちゃ美味しかったです。希望者はアイスクリームが2倍になってました。
オーストラリア全土に店舗をもつ有名な会社で働いているので、残業しても1分単位でちゃんと給料が支払われます。
また、週の労働時間が38時間を超えると、超えた分の時間は、通常の時給の1.2倍で支払われています。
生活費があがるのに給料があがらない
ここオーストラリアでも、様々なモノの値上がりの勢いは激しいです。しかし、それと同時にここ数年は毎年のように最低賃金が5%程ずつあがっていっています。
最低賃金では働いていませんが、最低賃金が上昇するたびに、私の給料も自動で一緒に上げてもらっています。
現状、物価の上昇率は賃金の上昇率をはるかに上回っていますが、頭を使って工夫して生活しているので、我が家は物価高の影響をほぼ受けていません。生活費もここ何年も全くと言っていいほど変わっていません。
特別なスキルは必要ないです。
日本人は皆賢いので誰にでもできます
海が好き、ビーチが好き、自然が好き!
オーストラリアには、きれいな海やビーチがたくさんあります。自然も豊かで日常に緑があふれています。
で検索して出てくる画像を見ていて、正直、私が西オーストラリア州で見てきたビーチと大差ないなと感じるものもあります。
では、西オーストラリア州の美しいビーチをいくつか紹介します
このブログのトップ画にも使われています
Esperance という町の『Lucky bay』
Exmouth という町にある、『Turquoise Bay』
Bunbury という町にあるビーチ
Coral bayという町にあるビーチ
これらの写真は、西オーストラリアにある数多くのきれいなビーチのほんの一部です。
州都であるパース近郊にも、『Cottesloe beach』や『Scarborough beach 』といった人気のビーチがあります。
この他にも、まだまだたくさん素敵なビーチがあるので、是非、足を運んで見に来てほしいです。
これといった趣味がなく、休みの日は家でのんびり映画を見てるだけで幸せ
オーストラリアへ移住した人からたまに聞くのは
日本に比べて娯楽が少ない
一言で娯楽と言っても、スポーツを見たり、音楽を聴いたり、読書も娯楽の定義に含まれます。これらの点は、オーストラリアに住んでいても日本と変わりませんが、
レストラン、商業施設、演劇などのような点では、質でも数でもオーストラリアは圧倒的に劣ります。
日本に住んでいた時は、
友達と街へ行って、雑貨屋さんをぶらぶら見て歩き、お昼に安くて美味しいイタリアンを食べ、家電屋さんで最新家電を見たり本屋で次に読みたい本を探したりした後にカフェでお茶をする。
というごく普通の過ごし方をしていましたが、
この中でオーストラリアでできることは、カフェでお茶することくらいです
(シドニーのような都会に住めば、紀伊國屋がありますが、わざわざオーストラリアへ移住してまで都会に住むことはわたしのおすすめではありません)
雑貨屋さんもありますが、日本の雑貨屋さんほど、目が輝かないです。
日本の休日が恋しくなることは勿論ありますが、それ以上に今の生活が充実していて、毎日が幸せです。
日本に一生帰れないわけではないので、年に一度、一時帰国したときに日本を満喫するので十分足ります。
コーヒーが好き、カフェが好き
オーストラリアは、コーヒーを飲む文化が日本より強いと思います。
どんなに田舎の小さな町でもカフェはかなりの確率で複数箇所あります。
カフェによって使用する豆は様々で、お気に入りの店や豆、バリスタを探して、カフェ巡りをするのも楽しいです。
バリスタとして働く私の一日を紹介している記事もあわせてどうぞ
周りに意見や考えを合わせるのがしんどい
オーストラリアは移民国家です。
2021年の国勢調査で人口の27.6%が海外で産まれたということが明らかになっています。
参照 https://www.abs.gov.au/statistics/people/people-and-communities/cultural-diversity-census/2021
また、48.2%の人は、海外で産まれた親を持つそうです。
産まれた国、文化が違えば、意見や考え方が違うのは当たり前です
これだけ移民が多いオーストラリアでは、子供のときから、『みんな違ってみんな良い』の考え方で教育を受けます。
同僚や友人と普段から色々な話をします。他者と考えが違って責められたこと、笑われたことは一度もありません。
常に人の目を気にしてしまう
日本ではちょっとお出かけするだけでも、最低限化粧して、小洒落た格好をするのが当たり前ですよね。
すっぴんでダサい格好して人前を歩くのは恥ずかしくて出来ませんでした。
オーストラリアは、みんな違って当たり前、の考え方です。
あなたがどんな格好していようが、だーれも見てないし気にも留めていません
ちょっと買い物に行くときに、何も考えずに服を選んだら、上下同じような色になって、
さすがにこれはやばいかな、、
ださすぎるかな、、、
と一瞬考えますが
まっ、いっか!どーせ誰も見てないや〜♪
というようになります。
スーパーで買い物をしていると、大人含めた全員パジャマの家族を見ることもありますし、
明らかにオジサンぽい人が女装しているのを見ることもあります。
しかし、そういうとき、周りを見渡しても、誰一人として、指を指してる人はいないし、そっちを見てコソコソ話している人もいません。
ご近所付き合い、町内会が憂鬱
これらに悩まされている人はいますか?
オーストラリアでは、こういった心配は全くないです。
町内会なんてものは聞いたことがないですし、ゴミは各家庭が家の前に出しておくだけで、回収車が各家庭を周って回収してくれるのでとても便利です。
ご近所さんと親密な関係を築いてもいいですし、興味なかったらしなくてもいいですし、どちらにしろ、そんなことでヒソヒソ陰口を言ってくる陰湿な人間はいません。
もちろん、田舎でも、です。
ただし、Hello と挨拶されたら、ちゃんとHello と返しましょう。最低限のマナーです。
海外で生活するのに憧れるけど自信がない
私も一番最初にオーストラリアに来たときはそう思っていました。
英語を使って生活するのかっこいいし憧れる。
でも、高校生のとき、英語のテストはいつも追試受けてた。英語で生活する自信がないよ…。
自信がなくて当たり前です。だって、初めて挑戦することなんですから。
寧ろ、自信たっぷりで来て、予期してなかった事態にその自信をへし折られる方が後のダメージは大きいです。
憧れの気持ちを持っていることが海外へ飛び出すには十分です
とにかくのびのび生活したい!!
いまの私のオーストラリアでの生活を表すぴったりの言葉は『のびのびした生活』です。
自分のペースで気楽に働いて、お金に余裕があって、休みの日は綺麗なビーチで釣りしたり森の中でキャンプしたり、好きな格好して、近隣住民に悩まされることなく、とにかくやりたいことをやる!
まさしく、このブログのタイトルである通り、のんびりのびのびと人生を謳歌したい人はオーストラリアが向いていると思います。
最後に言っておきたいこと
日本に産まれたのだから、生涯、日本人として、日本に住み続けないといけないなんてことはありません。
あなたの人生はあなた自身のものですよ。誰かの為に生きるものではありません。
日本を出ること=変わった人間
というレッテルを貼られる風潮がまだ日本には残っているかなと、肌で感じることはありますが、だからなんなんでしょうか?
私は、約10年前、オーストラリアへ出発する直前にある人から、私がワーホリで海外へ行くことを揶揄されました。お節介のつもりで言ったのか真意は分かりませんが、私は、あのとき馬鹿にされたと受け取りました。
その人がいまどんな生活をしているか、親しい間柄ではないので細部までは知りませんが、
オーストラリアで永住権を取り、最高の夫と幸せな毎日を過ごしている私の生活のほうが豊かだと信じています。
作詞 作曲 中島みゆきさんの 『宙船』 という歌の歌詞ですごく好きな部分があります。
その船を漕いでゆけ お前の手で漕いでゆけ
あなたの船(=人生)は、他人(の言葉)に流されて動くのではなく、あなた自身が行きたい方向へあなたの手で漕いで進めてゆくものです。
最後までお付き合いいただきありがとうございます。
以下の記事では、オーストラリアの田舎暮らしがいかに最高か説いていますので、あわせてどうぞ。
疑問や質問があれば遠慮なくコメント欄で聞いてください。
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それでは、bye~~
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