Hiya~~
昔リスを飼ってました
西オーストラリア州在住のカスミです
オーストラリア生活の現実を知りたい人
これからオーストラリアに来る人
海外生活に憧れがある人
海外生活ってかっこいい!
フォトジェニックな毎日!
オーストラリアもそうだ!
そう思っていますか?
私は、オーストラリアで暮らす毎日が充実していて、幸せな生活を送ることができていますが、勿論、オーストラリアでの生活にストレスを感じることもあります。
今回は、あまり耳にすることが少ない
オーストラリア生活の現実
をお届けします。
日本と違うことたくさんあります。
不便なこといっぱいです。
ネガティブな面も含めて赤裸々に綴っていきます。
それではー、どうぞっ!
すぐに専門家に診てもらえない
オーストラリアの医療の仕組みは日本のものと大きく異なります。
身体に異常が発生したら、まずは、GP(General Practitioners)に行きます。そこで、症状を伝えて、専門医に診てもらう為の紹介状(Referral)を書いてもらいます。
そうしてやっと専門医の予約を取ることが出来ます。
オーストラリアでは全体的に医者が足りていないので、すぐに予約を取ることは難しく、検診が1-2ヶ月後になっても全く不思議ではありません。
警察が来ない
オーストラリアでは、警察官も足りていません。
死者、重傷者が出ないレベルのちょっとした事故では、まず警察は来てくれないと思ってください。
ウェブサイトから、フォームをダウンロードして、事故の内容を記載してそれを警察署に持って行くだけです。
以前、買い物中に、車の側面を思いっきり擦られた、本当に思い出したくもないことがありました。
そのとき、警察に電話しても、
フォームに詳細を記入して提出してねー
と言われた対応のみでした。後日、警察署にフォームを持って行った時も特に何もなく、その後も犯人が見つかった等の連絡は一切ありませんでした。
この国では、泣き寝入りにならないように、とにかく自己防衛が必要だと強く感じました。
州によって法律が異なる
連邦政府と各州/地域がそれぞれ権限を持っている為に、州ごとに法律が異なります。
他州に住んでいる友達が法律に関することを教えてくれても、自分が住んでいる州ではそれが当てはまらないことも普通にあり得ます。
法律は常に、自分が住んでいる州の政府のウェブサイトから確認するようにしましょう。
オーストラリア訛りが強すぎる
特に田舎の高齢の男性は、本当に訛りが強く、相当の英語力がないとまじで何を言っているか分かりません。
近しい友人の一人に、これに当てはまる男性がいます。普段の日常会話では、殆ど困ることはない英語レベルまで上達しましたが、彼が言ってることは本当に分かりません。なので、毎回会うときは気合を入れてから行きます。
音姫がない
今日、日本の女性用トイレでは、当たり前のように付いている音姫。
オーストラリアで、10年暮らしていて一度も見たことがありません。
また、日本では、用を足すときに、マナーとして水を流して音を消すこともありますが、オーストラリアでそのようなことをしている人にも出会ったことは未だにないです。
そもそもオーストラリアでは、水不足が大きな問題になっているので、音を消すためだけに水を流すことは勿体無いのであり得ません。
皆さん、音を気にしていないので、自分が用を足しているとき、隣から物凄い音が聞こえてくることもあります…。
ポイ活ほぼない
日本では年にウン百万円稼ぐ人もいるとか…
ポイントの貯め方も実に様々だそうですね。
隙間時間を活用してそこに新たな価値を見いだすポイ活。オーストラリアではほぼないです。
日本に住んでいたときは、財布の中がポイントカードだらけで色々な会社のアプリを入れてポイントを貯めていましたが、オーストラリアではそんなことないです。
あるものは
これくらいです。
カフェによっては、
コーヒーxx杯飲んだら一杯無料
なんてやっているとこもあります。
ポイ活が好きな人にオーストラリアは退屈な国だと思います。
荷物を自分で郵便局まで取りに行かないといけない
オーストラリアにて再配達というシステムはありません。
不在の場合は、家のドアの前に荷物が勝手に放置されるか、ポストに入った不在票を持って最寄りの郵便局まで自分で取りに行かないといけません。
これまでに10回くらい船便で日本から荷物を送っていますが、家で荷物を受け取れたことは一回のみです。
日中は夫婦共に仕事で家を空けているので、受け取るのはほぼ不可能です。なのでいつも郵便局へ大きな段ボールを受け取りに行きます。
再配達がないのは、不便ですね。
人手不足のエリアでは、そもそも荷物を運ばずに、不在票だけをポストに入れてまわってるんじゃないかと疑ってます。
数年暮らしただけで英語は訛らない
ワーホリで行く国を選んでいるときに、
オーストラリアに住んだら英語が訛ってしまうんじゃないか。それは嫌だな。
なんてことを考えていました。
断言します。
たった数年暮らしただけでオーストラリア訛りにはなりません
相当の努力をしない限り、そもそも持っている日本人訛りが取れません。オーストラリア訛りになるのは、その後です。
家や部屋を借りるのが簡単
日本では、親族関係を除き、個人間で家の貸し借りをすることはまずあり得ないのではないかと思います。
また、最近では、日本でもシェアハウスの数が増えてきていますが、部屋の借りやすさはオーストラリアの方が圧倒的に簡単です。
私はこれまで、個人間で、シェアルーム、シェアハウスの一室、アパートの一室、一軒家を借りた経験があります。
因みに、不動産を通して、家を借りた経験もあります。
個人間で借りる場合は、インターネットの掲示板の
家賃:週にxxドル
場所:〇〇エリア
入居可能日:xx日から
連絡先:xxxx-xxx-xxx
このような投稿からオーナーに連絡して、インスペクション(内見)をし、気に入ったら契約書*にサインして、契約完了という流れです。
超シンプルです。
*契約書は無い場合の方が圧倒的に多いです
部屋を借りるのがこれだけ簡単なので、夫と付き合い始めたときお互い別のシェアハウスに住んでいましたが、付き合ってから2週間後には二人で他のシェアハウスに引っ越して同棲を始めました。
日本だとこんなことあり得ないと思います。オーストラリアだからこそ出来たフッ軽な思い出です。
車の売買が簡単
家と同じように、個人間の車の売買も日本ではほぼ無いに等しいと思います。(親族間を除く)
こちらもインターネットの掲示板(例えば Gumtree)に
車種:〇〇
値段:x,xxxドル
走行距離:xxx,xxx km
Rego:xx月xx日まで
連絡先:xxxx-xxx-xxx
このような投稿がたくさんあるので、興味があったらオーナーに連絡して、実物を見に行きます。
買うと決まったら、お金を払い、名義変更の書類をDepartment of Transport に提出して終了です。
上記は西オーストラリア州の場合です。
州によって法律が異なるので、必ず、住んでいる州の法律をご確認ください。
中古車市場には、とんでもなくボロい車、どこかが既に壊れている車、メンテナンスがきちんとされてない車で溢れています。
中古車を買って1週間で壊れて動かなくなった
なんて話は、普通に聞きます。
車の知識がない故に騙されてほぼ壊れた車を買わされるバックパッカーはいくらでもいます。
水道水は町によって味が違う
オーストラリアの水道水は飲めるのか!?
という議論をたまに見かけます。
水道水は、それぞれの市や町によって追加する薬品の量や種類が異なるので一概には言えません。
実体験ですが
車でたった30分の距離の違う市へ引越しをしました。水道水の味が全く異なりました。引っ越す前は普通に水道水を飲めていましたが、引越し先では、薬品の味がキツすぎてとてもじゃないですが飲めたものではありませんでした。
過去に、西オーストラリア州、クイーンズランド州、ニューサウスウェールズ州、ビクトリア州、タスマニア州、ノーザンテリトリーの各地で水道水を飲んだことがありますが、不味すぎて飲めなかった場所は一箇所だけです。
雨水が美味しい
日本人からしたらあり得ない話ですが、オーストラリアの雨水は本当に美味しく、庭に大きなタンクを置いて雨水を貯めて飲んでいる人は多いです。水道水が通ってない地域では当たり前の光景です。
私も将来マイホームを買ったら、雨水用のタンクは絶対に設置するつもりです。
まとめ
オーストラリア生活の現実が伝わりましたか?
不便なこと、ストレス溜まることたくさんあります。
海外生活はキラキラしているイメージを持っている人も多いかと思いますが、そうでもないですね。
この記事が、これからオーストラリアに来る人、移住を検討している人の参考に少しでもなれば幸いです。
【レストラン編】はこちら
【買い物編】はこちら
【屋外編】はこちら
最後までお付き合い頂きありがとうございます。
永住権取得を目指す全ての方、オーストラリア生活を存分に満喫したい全ての方、そしてオーストラリアが大好きなそこのあなたを心より応援しています。
筆者 カスミのプロフィールはこちらです。
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それでは、bye~~
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