【知っておきたい】オーストラリア生活の現実/在豪歴10年の日本人夫婦が伝えたいこと【屋外編】

日常生活
カスミ
カスミ

Hiya~~
昔からわりと出不精
西オーストラリア州在住のカスミです

  • オーストラリア生活の現実を知りたい人
  • これからオーストラリアに来る人
  • 海外生活に憧れがある人

海外生活ってオシャレ!

キラキラした生活に憧れる!

オーストラリアもそうだね!

そう思っていますか?

私は、オーストラリアで暮らす毎日が充実していて、幸せな生活を送ることができていますが、勿論、オーストラリアでの生活にストレスを感じることもあります。

今回は、あまり耳にすることが少ない、

オーストラリア生活の現実

をお届けします。

日本と違うことたくさんあります。
不便なこといっぱいです。

ネガティブな面を主に赤裸々に綴っていきます。

それではー、どうぞっ!

信号待ちでタバコの匂い

オーストラリアでは、喫煙禁止エリアもありますが、基本的には屋外ではどこでも喫煙できます。
それ故に、信号を待っているときに、隣の人がタバコを吸っており、不快な思いをすることだってあります。

close up photo of lighted cigarette stick
Photo by Pixabay on Pexels.com

ゴミ箱があるけど、ゴミも落ちている

日本人は、

ゴミをポイ捨てしない

ゴミは持ち帰る

小さい頃からこのように教えられて育ちますよね。

本当に、素晴らしいことだと思います。

日本の街中からゴミ箱がどんどん減っていき、不便ですが、日本人は小さい時からの教えをしっかり守る故に、街にはゴミがほとんど落ちていません。

一方でオーストラリアはどうでしょうか。

ゴミ箱はたくさんあります。便利です。捨てたいときにすぐゴミを捨てることができます。
しかしそれでも、道端にゴミはよく落ちています。お菓子の袋や缶、タバコの吸い殻。本当に汚いです。

子供が小銭を求めてくる

7-8年ほど前にケアンズで旅行していたときでした。
町の中心地からバスに乗って郊外のビーチへ向かっているときに、車内で小学生くらいの子ども達に

小銭ある?

と聞かれました。

日本では、まずあり得ない光景ですね。

オーストラリアでそういうことがあるというのは聞いたことがあり、実際に自分の身に起きて本当に驚きました

一言、 No と言い、目を合わせず追い払いました。その後しつこく来ることはなかったので安心しましたが、少し怖かったです

鳥が襲ってくる

うららかな春の日。普通に自転車を漕いでるだけで、ある鳥が、ものすごい勢いで頭のすぐ上を飛びかうように、襲ってきます。

その正体は、マグパイ(Magpie)です。

春は彼らの繁殖期にあたり、巣や卵、雛を守る為に、彼らのテリトリーに入る鳥や人間などを攻撃します。

現在、職場から自転車で1分の距離に住んでいますが、通勤路にマグパイの巣があるため、春は高頻度で襲われます。実際に、怪我をしたことはないですが、頭のすぐ上を

『キェーーー‼︎』

と鳴きながら、何度も飛びかかってくるのは本当に本当に怖いです。

因みに、これは英語で Magpie Swooping / Magpie Attacks といいます。

close up of a magpie sitting on a tree
Photo by Georg Wietschorke on Pexels.com

バスは手を挙げないとスルーされる

バス停でバスを待っていて、

バスが来たぞ、さあ乗ろう。

と思っても、バスに向かって手を挙げて乗る意思を示さないと、無視して通り過ぎられることがあります。

嘘のように聞こえるかもしれませんが本当です。

実際に私が、バスで学校に通っていたときのことです。

わりと大きめのバス停で、5-6人くらいの人が同じバスを待っていました。

私を含め、皆が

『誰かが手を挙げるだろう』

と思って、誰も手を挙げて合図をしなかった為に、バスは通り過ぎていったことがあります。

信号は押さないと青にならない

信号が付いている横断歩道は、歩行者がボタンを押さないと、たとえ車道が青になっても、横断歩道の信号は赤のままです。渡れません。

私の実体験ですが、道を歩いていて、目の前の信号が赤でした。既にそこには、4-5人の人たちが信号が変わるのを待っていました。これくらいいたら、既に誰かが押しているだろうと思い、ボタンを押さずに待っていたら、車道の信号だけが青に変わりました。

そうです、誰もボタンを押してなかったのです

たとえ、10人待っていようが、20人待っていようが、誰か一人でもボタンを押さなければ、信号は永久に青になりません

ベンチの上に靴であがる子供

人が座るところを靴を履いたまま走り回る子供とそれを放っておく親をよく見ます。
また、10代くらいの若者のグループで、横長のベンチの上に足を乗せて、体育座りをしている人もよくいます。

電車の椅子の上に靴を乗せる大人

椅子の上に靴を乗せるのは、子供だけではありません。
電車で、席が向かい合った四人掛けボックスシートで、向かいの座席の上に脚を伸ばして靴を乗せている大人もたっくさんいます。

衛生観念が日本とはかけ離れています。

a photo of inside the train
Photo by Markus Spiske on Pexels.com

地方の特産品がない

日本でどこかに旅行をするとき

京都へ抹茶のスイーツを食べに行こう

北海道で海の幸を満喫しよう

なんて、その場所ごとの美味しいものを頂くことも旅行の醍醐味のひとつですよね。

オーストラリアでは、そんなものないです。地方の特産品なんてないです。

どこに行っても出てくるのは、フィッシュ&チップス、ステーキ、チキンパルミジャーノ、ミートパイ。
美食家には、退屈な国だと思いますね。

同僚 Brendan
同僚 Brendan

因みに、美食家は英語でGourmet
発音は『ゴーメイ』 だよ

ゲイのカップルが手を繋いで歩いている

初めて見たときは本当に驚きました。

オーストラリアでは、同性婚が法律で認められており、日本よりもずっとオープンだと感じます。
街中でアイスをあーん、なんてしているゲイのカップルもおり、性別関係なく好きな人と一緒にいれる社会は素敵だなと思います。

カスミ
カスミ

私が働いているカフェにもゲイであることを公表している子がいます

レディーファーストにきゅん

オーストラリアでは、レディーファーストが主流です。

オーストラリアで暮らしていて、男性から道を譲られたりドアを開けてくれたりちょっと手を貸してくれたりと、これらのことが日常茶飯事で起きます。

そして、彼らはいつも本当に自然でスマートにやってのけます。
ワーホリでオーストラリアに来たばかりの時に、見ず知らずの男性から、どうぞと、初めて通を譲られたときは、キュンとしました。

まとめ

オーストラリア生活の現実が伝わりましたか?

不便なこと、ストレス溜まることたくさんあります。

  • 信号待ちでタバコの匂い
  • ゴミ箱があるけど、ゴミも落ちている
  • 子供が小銭を求めてくる
  • 鳥が襲ってくる
  • バスは手を挙げないとスルーされる
  • 信号は押さないと青にならない
  • ベンチの上に靴であがる子供
  • 電車の椅子の上に靴を乗せる大人
  • 地方の特産品がない
  • ゲイのカップルが手を繋いで歩いている
  • レディーファーストにきゅん

海外生活はキラキラしているイメージを持っている人も多いかと思いますが、そうでもないですね。
この記事が、これからオーストラリアに来る人、移住を検討している人の参考に少しでもなれば幸いです。

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【その他色々編】はこちらからどうぞ

最後までお付き合いいただききありがとうございます。

永住権取得を目指す全ての方、オーストラリア生活を存分に満喫したい全ての方、そしてオーストラリアが大好きなそこのあなたを心より応援しています。

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オーストラリアでの生活、タメになること、職場での面白い話、西オーストラリア州の魅力などをツイートしています。
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それでは、bye~~

この記事を書いた人
カスミ

西オーストラリア州のド田舎で暮らしています。ワーホリビザで始まり、学生ビザを経て、人生のどん底『永住権申請却下』を経験していますが、その後無事に永住権(S187)を取得しました。
オーストラリアで出会った日本人の夫と素敵なオーストラリア人達に囲まれて、のんびりのびのびした毎日を過ごしています。
夢は、広い庭がある家を買って果樹園を作ることと、英語圏の国に旅をして現地民に『Do you live in Australia? 』と聞かれるくらいオーストラリア英語を使いこなすことです。
オーストラリアでの生活も10年になるので、今までの経験や知識が少しでも誰かの為に役立ってくれればと思いブログを書いています。
どうぞよろしくお願いします。

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