Hiya~~
西オーストラリア州在住
ヘッドバリスタのカスミです
- バリスタの仕事に興味がある人
- バリスタとして働きたい人
オーストラリアには、実にたくさんのカフェがあり、コーヒーを飲む文化が根強くあります。
ワーホリで初めてオーストラリアに来たとき、
ローカルのカフェで働いてみたい!
と憧れを持っていましたが、当時の私は自信がなく挑戦せずに諦めていました。
現在では、英語力もバリスタとしてのスキルも磨かれ、地元の常連客が集うカフェでたくさんのお客さんを笑顔にしています。
そんなローカルカフェのヘッドバリスタとして活躍する私が、カフェで働く私のリアルな一日をご紹介します。
この記事が少しでも、カフェで働いてみたい人のお役に立てば幸いです。
ローカルカフェの仕事をゲットする方法については以下の記事で詳しく説明していますので、あわせてどうぞ。
それではー、どうぞっ!
バリスタとして働く私のリアルな一日
一般的なオーストラリアのカフェの特徴は以下の通りです。
あくまでも”一般的”なので、これに当てはまらないカフェもあります。例えば、日曜も営業してるなど。
私がどんな一日を過ごしているか実際にあった日のリアルな様子をお届けします。
7時 出勤
7時半
開店してすぐ常連客が数人入ってくる。
そのうちの一人に、
やった!今日はカスミがコーヒー淹れてくれる!
と言われ、朝からテンションが上がる。
8時
マネージャーが出勤
なにやら機嫌が悪そうなので、目立たないように静かにしていようと心がける。
マネージャーがカフェ内の掃除が行き届いてない所を指摘して他のスタッフが怒られているのを横目で見る。
9時
暇だなぁ。今日はお客さんの入りが良くない。
コーヒー関連のストックを確認したりとエスプレッソマシン周りの掃除をのんびりしたりして時間を潰す。
他のスタッフもいつも通りダラダラ働いてる。
『そんな話すことある!?』
ってくらい、永遠に喋ってる若い同僚もいる。
10時前
よくペアで仕事をする仲のいい同僚(22歳男)が出勤。この子は、よくふざけたりちょっかい出してきたりする子。
出勤早々、私の横に来て満面の笑みで
Did you miss me? (僕のこと待ってた?)
と聞いてくる。
Well…, no! (うーーん、別にっ!)
私がそう答えると嬉しそうに去っていく。
ドMボーイ
そんないつも通りのくだらない冗談を言いあってると、団体の常連客がぞろぞろと入ってきて少しだけ忙しくなる。
10時半
5時間以上働く人は休憩を取らないといけないから、これくらいの時間から交代で30分ずつお昼休憩をとる。
オーストラリアでの仕事に関する法律は、以下のウェブサイトを参考にしてください。オーストラリア政府のウェブサイトです。
Breaks – Fair Work Ombudsman
11時
お昼休憩。
私が働くカフェの全スタッフ12人のうち、弁当を持ってくるのは私だけ。そして、毎日マネージャーに
What’s your lunch today? (今日の弁当なに?)
って聞かれる。そこから日本食の話を少しする。
彼女は日本食やアジアの料理にとても興味がある人。最近は、豚肉と野菜を入れたみそ味のヌードルスープ(ラーメンではない)が凄く美味しく出来たらしくとても喜んでいた。
12時半
先々週から食洗機が壊れているから、皿洗いをしてると、すぐ横で冷蔵庫の整理をしていた同僚から呼ばれる。
『Hey, Kasumi! 』
見ると手には個包装のチョコレート。
『この賞味期限ってオーストラリア式かな?アメリカ式かな?』
チョコレートには
Best before 10/01/24
と書かれている。
オーストラリアでは、日/月/年で書くが、アメリカは月/日/年の順である。
私は、
『えー、、、どうだろ、、、。オーストラリアで売ってるならオーストラリア式じゃないのかなぁー、、、。』
と答える。
写真は、家にあった同じ種類のチョコレート
こんな感じで賞味期限が刻印してあります。
13時
カフェが落ち着いた時間を狙って、牛乳のオーダーをする。
電話でオーダーしないといけなくて、初めの頃はめちゃくちゃ緊張してたけど、もうすっかり慣れた。
13時半
自分好みでカスタムしたコーヒーのオーダーをしてくるお客様が現れた。稀にいらっしゃるこういうお方。レジ打ちの子はバリスタ経験がなくてこういうときは、助けを求められるから、バリスタでもある程度の英語力は必須!
14時前
閉店1時間前から片付け作業が始まる。
掃き掃除とモップがけ。
ホウキは Broom
チリトリは Dustpan
掃くことは Sweep
外席用の机と椅子、看板を店内に入れる
エスプレッソマシン周りも最低限必要な物以外は洗って片付ける
14時半
のんびり片付けをしていると、突然、
Are you having a beef with 同僚Aくん?
と話しかけられる。
え???肉????
なんの話してるか全く意味が分からなくて、聞くと
『Having a beef with someone』はイディオムの一つで、
例えば、誰かがいつも鬱陶しいとかで、その子と問題があったり、その子に不満があるって意味
この時の会話で、同僚Aくんは、前にも登場した、よくペアで仕事をする仲のいい子。
同僚 Brendan に話しかけられた時、同僚Aくんも一緒にいたから、イディオムの意味を教えてもらった後に、即答で
YES!!!! 彼、いつもちょっかいだしてきて困ってるの!
って答えたら、Brendan と Aくん共に大爆笑。
ドMボーイ再び
同僚はオーストラリア人ばかりで、定期的に新しい英語の表現を学べる。
同僚が普段の何気ない会話で使う英語の言い回しを紹介しているのでこちらもあわせてどうぞ。
15時 閉店
15時15分 退勤
さよならー
SA YO U NA RA,JA-NE
彼は、日本語に興味があるので、いつも日本語で最後の挨拶をしています。
最後に
いかがでしたか?
オーストラリアでバリスタとして働く私の一日が少しでも伝わりましたか?
よりリアルな日常を伝える為に、この日はメモをとりながら仕事をしていました。
私が働くカフェは、西オーストラリア州の田舎にあり、地元の常連客の集いの場で日頃からあまり忙しくありません。
マネージャーも含めて皆が、気楽にのんびりおしゃべりしながら働いています。
ただ、イースターなど、祝日は、同じ町にあるカフェは殆どが閉めているため、とても忙しいです。
ワーホリの時は、あまり英語力が高くなくて、日本食レストランでしか働けなかったので、ローカルカフェやレストランで働くワーホリの子たちは本当に凄いなあと、感心します。
2年にわたる充実したワーホリ体験記も興味がありましたら、お読みください。
効率よく仕事を探す方法は、こちらの記事に書いてあるので、あわせてどうぞ。
最後までお付き合いありがとうございます。
疑問や質問があれば遠慮なくコメント欄で聞いてください。
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それでは、bye~~
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